不老泉【高島市 上原酒造さん】


上原酒造さんに行ってきました

「不老泉」を醸す蔵、高島市の上原酒造さんで開催された飲み切りに参加しました。

新旭駅からバスで15分、最寄りのバス停に到着。道路沿いには水路があって、きらきらと透明な水が流れ、水草が涼しげに揺れていました。

バスから歩いてすぐ、上原酒造さんへ到着。飲み切りの会場となっている蔵にお邪魔すると、50種類以上のお酒がずらりと並んでいました。

 

不老泉というと、「木槽天秤しぼり」という造りが有名です。私はこの「木槽天秤」というものを、ずっと見たいと思っていました。飲み切りで蔵の皆さんもお忙しくされている中、私はどうしても我慢できず、近くにいらっしゃった方に「木槽天秤を見せていただけないでしょうか?」とお願いしてしまいました。すると、その方は満面の笑みで、「どうぞどうぞ!ぜひ見ていってください!」と、案内してくださいました。

実物は想像していたものよりずっと大きく、大迫力でした。そして、お酒造りの魂を確かに宿していると感じさせる存在感がありました。

案内してくださった方は実は杜氏さんで、大きな天秤を前に、上原酒造のお酒造りについて色々お話してくださいました。最近は、精米を外部に発注したり、自動の機械でもろみを絞っているところがほとんどですが、上原酒造さんでは、自家製米、絞りはこの大きな木槽天秤で3日かけて行うのだそうです。素人の私がほんの少し想像しただけでも、大変な手間と労力が必要だとわかります。それでも、私が本当に素敵だなと思ったのは、『大変だけれども、そうやって、手間を惜しまず、汗をかき、時間をたっぷりかけながら、お酒をつくっていけることが、嬉しくて嬉しくて仕方ない』という気持ちが、杜氏さんの表情から溢れていたことです。

不老泉が生まれるこの場所、湧き出る清らかな井戸水、蔵付きの酵母たち、お酒に関わるすべてのものへの敬意と愛情。それらに囲まれながら、思いっきり手造りでお酒をつくっていくことの面白さ、達成感、幸福感みたいなものを杜氏さんの話から感じ、私もとても幸せな気持ちになりました。

不老泉をまたさらに好きになった一日でした。

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